2019年 秋季セミナー
- 開催日時
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令和1年10月22日(火)
- 内容
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「ダークサイドから子ども達を救う」をテーマに語る。~悲しみと喜びは繋がっている~
荒木 信広 氏
NPO法人「心の居場所」代表理事
NOVサイコロジーサポートCEO
昭和51年、暴力団の父のもと神奈川県箱根町に生まれる。
10代の頃は非行に走り、更生施設に出入りする生活を送っていた。
成人後にも事業の失敗などからホームレスも経験、アルコール依存症、鬱病を患う。
荒れ果てた生活の中でも人が好きだった。暗闇の中だからこそ光を求め、その光が「人」だった。人の喜ぶ顔が大好きだった。その思いから専門学校で心理学を学び29歳でカウンセラーの資格を取得。
「人の心に光を」をモットーに活動し、自身も経験したアイデンティティ障害、苦しみが糧となり、成人の「心理カウンセリングルーム」を開業。
中学校からの要請で平成21年より反社会的問題活動をとる生徒対応のボランティア活動をはじめ、平成22年小田原市教育委員会に在籍時、「心の居場所」相談室を設置し平成29年まで中学生の心のケア、また教職員と協働し、チームで生徒指導の再構築、安心できる学校の指導・環境再構築、心理コンサルティングを行う。
その後、学校の枠を超えNPO法人「心の居場所」を設立し子どもたちの命と笑顔を守る活動と共に、後継者育成、生きる目的を構築するNOVサイコロジーサポートを経営。心理学教育講座・企業研修・人材プロデュース・社会奉仕事業など幅広い活動を行う。男性脳、女性脳って本当にあるの? ~ 脳が創りだす男女のミゾ、人生の波~
黒川 伊保子 氏
株式会社 感性リサーチ 代表取締役
人工知能研究者、感性アナリスト、随筆家
日本ネーミング協会理事、日本文藝家協会会員
1959年、長野県生まれ、栃木県育ち
1983年奈良女子大学理学部物理学科卒
人工知能研究者、感性研究の見地から「脳の気分」を読み解く感性アナリスト
〝脳のとっさの使い方〟には、男女それぞれに類型があることがわかってきています。
人工知能開発の現場でそれは発見され、2013年には、ペンシルベニア大学の研究グループが、男女の脳の神経信号特性を可視化して発表しています。このとっさの使い方の違いが、現実世界の男女のコミュニケーションギャップの多くを生んでいるというのが、感性リサーチが提唱する感性コミュニケーションの考え方です。
男性の脳はこう、女性の脳はこう、と決めつけているわけではありません。女性にも、男性以上に男性脳的な使い方をする人もいれば、逆もあります。ただ、『わかってもらえない』という気持ちが起こったとき、その二者間では、異なる〝脳の使い方〟をしていることが多いため、男女がそれぞれに典型的に使う演算モデルをお教えします。この手法には、現場で圧倒的に役に立っているという実績があります。
コミュニケーション手法の一つとして、どうぞお役立てください。