野人が感じた鳥取の可能性

岡野 雅行 氏

神奈川県出身。中学校卒業後、ブラジルへの留学を希望していたが親戚の勧めにより、松江日本大学高等学校（現：立正大学湘南高校）へ進学。部員2名の状態から結成されたサッカー部では、キャプテン兼監督となり、最高で島根県3位になるまでチームを育てた。その後、日本大学へ進学。1年生の天皇杯で、ジーコ率いる鹿島アントラーズの前身チームの住友金属と対戦。試合には敗れたが、その試合で2得点を挙げる活躍でJリーグの6クラブから声がかかる。その中でも一番熱心であった浦和レッドダイヤモンズに入団。クラブでの活躍により、1995年日本代表に選出。1996年、Jリーグより「ベストイレブン」「フェアプレー個人賞」を受賞。1997年、1998年FIFAワールドカップアジア予選に出場。アジア第3代表決定戦のイラン戦に延長前半から出場し、決勝ゴールを決め日本をワールドカップ初出場に導いた。その後、国内外のクラブで活躍し、2009年ガイナーレ鳥取に入団。ガイナーレ鳥取のJ2昇格に貢献。2013シーズンを最後に現役を引退。2014年、Jリーグより「功労選手賞」を受賞した。現在はガイナーレ鳥取（株式会社SC鳥取）の代表取締役GMを務める。